歯の痛みとカイロプラクティック

昨日来られた患者さんの話をします。

先週の金曜日に左奥歯が急に痛くなり、月曜日に歯医者で治療してもらったが一向に良くならないため、来院されました。

左奥歯が痛くなる前に首や肩背中が痛かったそうです。

顔の感覚をチェックしてみると

上の図のピンク色の所の左側に痛覚過敏の状態がありました。

上の図は、三叉神経脊髄路核についての図で、ピンク色が頚椎と関係する部位です。

絵が下手ですがご了承ください笑

そして、何度か歯を噛み締めてもらいました。その時の痛みを10として、痛みが変化するか色々試してみました。

すると、首を右回旋と少し屈曲した状態で、歯を噛み締めてもらうと痛みが少し減りました。左回旋では、痛みが変化しませんでした。

そこで、C2を改善する方向に施術をしました。その後に、噛み締めてもらうと痛みが半減しました。

そして、後頭骨やTMJなどを施術をすると

痛みがなんと、1〜2に減っていました。

顔の痛みや歯の痛みのときは、頚椎は要チェックです。

広沢カイロプラクティック

腰痛肩凝り身体の不調は任せてください。

0467-81-3600

神奈川県茅ヶ崎市共恵1-5-24-201

カイロプラクティック機能神経学

広沢カイロプラクティックでは、カイロプラクティック機能神経学の評価法を取り入れています。

簡単に説明すると、右脳と左脳のバランスを検査して、調節します。

脳は半球間抑制と言って、右脳が左脳を抑制したり、左脳が右脳を抑制したりします。

そのため、左右の脳のバランスが一旦崩れてしまうと、自分自身では中々バランスを整えることが難しくなってきます。

そんなときは、機能神経学のプロフェッショナルのもとへ行くことをオススメします。

左右の脳のバランスが崩れてしまうと、自律神経が乱れたり、痛みが強くなったり、平衡感覚がおかしくなったりする可能性があります。

そんなときは、是非広沢カイロプラクティックにご相談してください。

土曜日の朝に見る番組

チコちゃんに叱られるって番組知ってますか?NHKで土曜日の8時15分からやっています。

http://www4.nhk.or.jp/chikochan/

今日の内容で、興味深いことがありましたので書きます。

なぜ信号機の青って、緑色を青信号って言うのか?

それを聞いて戸惑いました。

えっ?青信号は青色じゃないの?って思いました。

実は信号が

私には、緑色が青色と見えていたんです。

国際的には、信号機は赤 黄 緑という配色に決められているそうです。どの国でも、信号の色は同じだそうです。

そして、多くの国々で日本でいう青色を指で指して何色ですか?と聞くと

グリーン グリーン グリーン グリーン

って返ってきます。沢山の国々で、グリーーーーーーーーンだそうです。

日本だけ、青って言ってるそうです。

それには、カラクリがあり、新聞で緑色を青信号って書いてしまったそうです。

そこから、緑色が青色に解釈されたそうです。時が経ち、それが当たり前になってしまいました。

だから、言葉の力ってすごい力を持つことがわかりました。

本人がいつも使っている言葉に、本人自身が影響を受けているかも知れないと思った瞬間でした。

だって、私は信号の緑色をずーっと青色と解釈してましたから。

その影響で、緑が青に見えてました。

番組を見てから、青信号を見たら緑に見えました(^^)

脳は、時々嘘をつくのかも知れませんね〜

もしかしたら、言葉の力を利用したら、今まで難しかったことも、可能になるかもしれませんね。

広沢カイロプラクティック

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解剖学は地図⁈

改めて最近解剖学を極めています。

解剖学とは、からだの関所や特徴、そして働きとして大切な場所に名前をつけています。これは、地図と似ています。特徴的な交差点やT字路には名前がついています。それと同じく身体にも各所で名前があります。

解剖学をより細かく知ることによって、患者さんの身体をより細かく感じることができます。そして、細かな検査ができ、繊細な施術が可能になります。

現代は、ドライブ中にナビが当たり前ですが、ひと昔前には地図で目的地まで辿りつきました。

患者さんの身体をさわるとき、当然ナビゲーションシステムはありません。それの代わりは、地図と手の感覚が頼りになります。

だからこそ、解剖学は大切です。

いまは、解剖学と手の感覚に磨きをかけている今日このごろです。

めまい

先日めまいの患者さんが来られました。

立っていると後ろにバランスを崩してしまうそうです。グルグル回るようなめまいはなく、右側の後半規管を検査をすると陽性反応があるため、そこアプローチをかけたらめまいが一瞬で良くなりました。

大切なのは、何が原因でいまの症状が引き起きているのか?そして、何に対してアプローチすると改善がみられるのか?ですね。

人間の回復力は素晴らしい

右腕が痺れる

患者さんからの紹介で、右腕が5月から痺れてビリビリしている。

ちょうど正座の後の痺れによく似ている。
接骨院に、週に何回も行っているが良くならないため来られました。

検査をすると、右手の人差し指と中指を触れるとビリビリする異常感覚がある。

頚椎ヘルニアの検査➖
胸郭出口症候群の検査で、引っかかり胸の筋肉で腕に行く神経を圧迫していることがわかった。
その後、カイロ機能神経学で脳のバランスをチェックすると、右脳が機能低下を起こしていることがわかり、その事による胸筋の緊張だとわかりました。

機能神経学では、左右の脳のバランスを重視します。
また機能低下が見られた脳と同じ側の、胸椎6番より上の前部の筋肉が緊張を起こし、下は後方の筋肉が緊張を起こします。

緊張を起こしている筋にアプローチして、左側から脊柱に施術を行いました。
そして、ストレスに対する施術を行い、一回目で、痺れはあるが胸郭出口症候群の検査で症状の増加は見られませんでした。

二回目では、痺れが少し緩和された状態になったという。

三回目では、チリチリ感が半減して、日常生活であまり気にならなくなった。

四回目では、日常生活ではほとんど気にならない。最初と比べて、3割ぐらいの辛さだという。

手先の痺れや、足先の痺れもカイロプラクティックで良くなる可能性があります。痺れで悩んでいるかたは、1度検査を受けてみたらいかがでしょうか?

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機能神経学を取り入れて

昨年一年間、カイロ機能神経学を勉強して、この前のセミナー総復習をしました。

少しづつですが、日々の臨床にとりいれています。その中で役立っているのが、毎回の施術をやめるタイミングです。

患者さんは、小学生から90代の方まで来られ、人それぞれ免疫力が違うため、その人に合った刺激量を見極めるのは、難しいことです。

いつ施術をやめるのか?
どれくらいの刺激が最適なのか?

悩んだ時、機能神経学を知る前は、勘や経験に頼って施術してました。

しかし、カイロ機能神経学を使うと、今日の施術はここまでだったり、もう少しだけ何かアプローチが出来るとチェック出来るのです。

これは、1人ひとりにオーダーメイドの施術を目標としていく私にとっては、大きな価値です。

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